漬物をもらった話
はじめに言おう。漬物をもらった話である。
わかめの住まうこの城の大家さんはめちゃくちゃに良い人なのだが、ある時こんなことがあった。
「Amazonの荷物、指定配達し忘れた。」
今日仕事じゃん。不在じゃん。めんどくさい。
まあ、クロネコヤマトはLINEで再配達予約してくれるので余裕なのではあるが。
わかめがそれに気がついたのは配達日のお昼頃。どうせそのうち不在LINEが来るとタカをくくった終業時間。
「お荷物をお届けしました!✨✨」
なんでや。なぜ配達完了LINEが来る。
どう言うことだ?と思いつつ家に帰ると…
不在票「大家さんちに預けたよ✨」
マ????
これは、もしかして都市伝説なのでは??
そう、このH歴も長く続いた現代文明の最中に「大家さんが荷物を預かる」というイベントが発生したのである。
あの品のいい初老のお爺様に…と思いつつ大家さんち(徒歩10秒)に取りに行くわかめ
「ごめんください!」
「ああ!!わかめさん!荷物来てるよ!」
話が早い。そしてなぜウッドデッキ(屋外)へ
って、荷物そこかいっ!!!
ウッドデッキに置かれるAmazonの段ボール(特大)
ありがとう大家さん…ごめんな中身は亀甲貞宗(模造刀)なんだ…
「あ、これからお夕飯?ちょっと待ってて。」
………?
一度家屋に戻る大家さん。そして出て来たその手にはビニール袋。
パンパンに詰まった緑色の物体……
「うちで漬けたきゅうりだけどよかったら。」
🥒🥒〜!!!!
きゅうり〜!!!
Amazon段ボールの上に乗せられるきゅうり。
パンパンに詰まってます。ヒエッヒェです。
何度も何度もお礼を言って、わかめは根城に戻ったのであった………
そして心に誓った
「次は絶対指定配達にする。」と…
きゅうりの漬物は、浅漬けで、中にはゴーヤやオクラ、昆布が沢山入ってました。
美味しかったです。